KIKIです
最近様々なアイテムに使用されているバリスティックナイロン(Ballistic nylon)を調べてみた!
スポンサーリンク
何度かKIKIでも紹介させて頂いてる“Nike SF-AF1”の人気が上昇している一つの理由に、【バリスティックナイロン】が関係しているんです!
NIKE SF AF1 【DESERT CAMO】ナイキ スペシャルフィールド エアフォース1【デザートカモ】
ヒール側のナイロン部分がバリスティックナイロンになってます!
名前だけ聞いてもピンとこない方が多いかもしれないですが、簡単に言ってしまうと【軍用】に開発されたナイロンで、通常のナイロンの約5倍~7倍の強度と耐久性があると言われている素材なんです!
日本の身近なもので言えば、鞄や、システム手帳、腕時計のバンドなんかでは広く使われてるんです!
バリスティックナイロンとは?
軍用に開発されたナイロンって事は分かったんですが、そもそもバリスティックナイロンというモノはなんなの?
と、いう疑問になりました。
そこで調べてみると、、、
もともとは、アメリカの科学会社であるデュポンが開発した製品のようです。
デュポンと聞いて、完全にこっちを想像していました…。
ウィキペディア情報ですが、このライターのデュポンと、大手化学メーカーのデュポンとの関連性はないと書かれていました。
話を元にもどしますが、軍事用品と言われても沢山ありますよね。一般的に知られているモノで言うと、ヘルメットや防弾チョッキがメジャーでしょうか。
ただ、デュポン(大手化化学メーカー)が開発した耐摩耗性に優れている繊維は、当初は防弾チョッキやヘルメットなど、弾丸を防ぐようなモノを包んでいた生地だったようです。
完全にこの“ナイロン”が弾丸をふせぐ?はじく?と思っていたのですが少し違ったようです。
ですが、軍事用に開発がされただけあり、弾丸の貫通を防いだり、摩耗に対しては圧倒的な耐久性を持っている事は間違いありません!
素人に分かりづらいかもしれないというのが、ナイロンの強度基準。5倍~7倍と言われても中々検討がつかないですよね。
そこで見つけてきました!
◆バリスティックナイロン耐久テストの画像を発見!◆
YouTubeで検索してみると耐久テストの動画がいくつもあがっていました。
日本のユーチューバーでもこのテスト画像はさすがに撮影不可ですので気になった方は是非!
耐久テストって何するのかな?と思ったら、すっごいシンプルでした…。
ヘルメットに向かって銃をガンガン撃つだけ。
見てもらって分かったでしょうか?何発かは完全に防ぐ?はじく?事ができてましたよね!
正直びっくりしました!
ただ、この動画は日本人にとって馴染みがなさ過ぎました。
ヘルメットに向かってガンガン銃を撃つ。これだけでも非日常的ですよね。
このヘルメットをガンガン撃つ他の動画をみていると、バリスティックナイロンにも840denierや1680denierという表記があって、これはどうやらこの“デニール(denier)”は生地の厚さや太さ、繊維の密度を意味する単位のようです。
男性の中には、デニールなんて初めて聞いた!なんて方も沢山いらっしゃるんじゃないでしょうか?
実はこのデニールという単位は女性にとっては結構馴染みのある単位なんです。
それがコチラ!
デニールという単位は女性がよく履くストッキングなんかの単位にも使われていたんですね。
ストッキングと比べるのも意味がないかもしれませんが、紹介したストッキングが、40デニール。バリスティックナイロンが1680デニール…。
ちょっと数字が違いすぎて逆にイメージつきにくかったですかね。数字が大きい方が重量があって強度が高いというのは理解して頂けたでしょうか?
アメリカでは防弾チョッキだけではなく、対空砲火手のチョッキなんかにも使われているんです!
出典:nation
そして調べた限りでは、2520デニールの厚みで織られているものもあるようです!
何が言いたいかと言うと、バリスティックナイロンがすごい!という事なんです。
◆バリスティックナイロンを使った製品◆
最近このバリスティックナイロンに人気が出てきているというのが冒頭の話でしたよね!
Nike SF-AF1もそうですが、スニーカーでもバリスティックナイロンが使われているモデルがあるんです!
いくつか一気に紹介したいと思います!
調べてみるとスニーカーにも結構使われているんですね!素材とデザインをあわせてみると、今までと少し違った見方になりますね!
そして、スニーカーだけではなく、日本では不動の人気があるバッグブランドの“ポーター”もバリスティックナイロンを使用しているんですね!
知らなかった方は是非ポーター製品を売っているショップに立ち寄った際にその手で確かめてください。
バッグブランドの中でもバリスティックナイロンを使用していると有名なのはご存知の方も多いと思われるコチラ!
空港などでもよく見かける“トゥミ(TUMI)”です。バッグとして長く愛用できるのは勿論、強度も耐久性も申し分ない、どこにでも持っていけるバッグです。
そして関連したアイテムで出てきたのがコチラ!
トゥミ TUMIナイロン ファブリック リフレッシャー REPLACEMENT PART NYLON FABRIC REFRESHER ID00178【送料無料】
バリスティックナイロンのケア用品です。素材の汚れやシミを落としてくれます。汚れなんかが劣化の原因になるので、やっぱり長く愛用するならケアも必要ですよね。
◆まとめ◆
最近よく目にしたり、耳にしたりするバリスティックナイロンをご理解頂けましたでしょうか?
この記事を読んで「バリスティックナイロン製品が欲しい!」と思われた方に少し注意してもらいたいのが、バリスティックナイロンというのは商標なので、製品によってはかなりあいまいな使われ方がされている事があります。
安心できるブランドやショップ以外での購入はよく考えたり、調べたりして頂く事をおススメします。
あと、壊れたものを自分で直してしまうような方にとっては難点だと思われるんですが、しっかりした生地だけに、破れたら自分で縫製はできないでしょう…。
破れ方や、場所などによるとはおもうんですが、普通の生地と違い、圧倒的に重いし、硬いし家庭裁縫の限界はこえていると思います。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
スポンサーリンク
スポンサーリンク